「しっかり洗濯・乾燥させたはずなのに…」
ヘビロテしている「Tシャツ」や「タオル」など、『生乾き臭』がして、不快な思いをした事はありませんか?
しかも『生乾き臭』はなかなか取れないので、臭い取りや誤魔化しに苦労した方もいらっしゃると思います。
そこで今回は『生乾き臭』の悩みを抱えている方に、『生乾き臭を取る5つの方法』をご紹介します。
洗濯物の生乾き臭を取る5つの方法!
洗濯物の生乾き臭を取るのに最適な『除菌』『殺菌』方法を5つ紹介します。
素材によってはやり方を変えないといけないので、お試し前には必ず「洗濯表示」を確認してからおこなって下さい。
煮沸消毒すればコスパ最強!
<準備するもの>
- 消毒する衣類が入る大きさの鍋
- トングまたは菜箸(長いお箸)
- ザル
- 水
<手順>
- お鍋に衣類を入れ、全体が浸かる程度に水を入れる
- 強火にして、沸騰後10分衣類を煮る
- トングで衣類をお鍋から取り出し、ザルに移して水切りをした後、絞って天日干しする
<注意点>
- 生地を傷める可能性がある為、煮沸は10分を目安にする
- 洗濯表示を確認し、「高温NG」ならば別の方法で除菌する
<煮沸消毒のメリット>
- お湯の沸騰を考えても、所要時間は15分程度
- 費用0円
- 洗剤を使用しなくても良い
<デメリット>
- 大きな洗濯物は煮沸消毒できない
酸素系漂白剤とお湯を利用する!
<準備するもの>
- 洗面器
- 酸素系漂白剤
- 50℃前後のお湯
<手順>
- 洗面器に臭いの元となる洗濯物を入れる
- 50℃前後のお湯に酸素系洗剤を入れ、よく混ぜて洗面器に入れる
- 約30分、つけ置きする
- いつも通りに洗濯する
<注意点>
- 酸素系漂白剤には液体と粉末の2種類があります
- 液体はデリケートな素材にも対応出来るが洗浄力がやや落ちる
<メリット>
- 生乾き臭だけでなくシミ取りにも効果を発揮
<デメリット>
- 酸素系漂白剤を購入する必要がある
- 色落ちの心配がある(事前確認が必要)
重曹を使う!
<準備するもの>
- 重曹
- 洗面器または消毒する衣類が入る大きさのバケツ
- 40℃前後のお湯
<手順>
- 洗面器または消毒する衣類が入る大きさのバケツに40℃前後のお湯を入れ、重曹を溶かす。(お湯10リットルに対して重曹大さじ1杯の割合)
- 臭いの元となる洗濯物を入れ、30分つけ置きする
- いつも通りの洗濯をする
<注意点>
- 特になし
<メリット>
- 手や肌にやさしい
- 衣類を柔らかくする効果がある
<デメリット>
- 重曹を購入する必要がある
- 水に溶けにくいのでお湯が必要
コインランドリーで高温乾燥をする!
<メリット>
- 高温の為、確実に雑菌を取り除く事ができる
- 洗濯物がふんわり仕上がる
<デメリット>
- 9(10)分=100円程度の金額が必要
- コインランドリーに持っていく手間が発生する
几帳面者向き!アイロンで生乾き臭を撃退!
<準備するもの>
- アイロン
- 霧吹き
<手順>
- 洗濯物を霧吹きで全体的に濡らす
- アイロンを中~高温に設定(150℃~200℃)
- 洗濯物が乾くまで全体をアイロンがけ
<注意点>
- 厚手の生地は奥まで熱が伝わりにくいので不向き
- 高温NGの衣類もあるので表示をしっかり確認する
<メリット>
- 生乾き臭だけでなく、たばこや食事の臭いも消してくれます
- 同時にシワ伸ばしも出来る
<デメリット>
- アイロンがけにムラがあると生乾き臭の原因になる
- 手間がかかる
洗濯物の生乾き臭の原因が分かれば対策も分かる!
【解説】梅雨で約半数が経験、洗濯物についたイヤなニオイの取る方法とはhttps://t.co/Vkzz4mAfmw
LIONお洗濯マイスターによると、生乾きなどのイヤなニオイは「洗濯洗剤と液体酸素系漂白剤を使った『つけおき洗い』」がおすすめだという。 pic.twitter.com/2ngNMUDJnG
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 25, 2020
洗濯物が乾いているのに「生乾き臭」が発生する時があります。
「生乾き臭」と言っても、「カビ臭い」「雑巾みたいな臭い」「生臭い」色々あります。
この「生乾き臭の原因」は、洗濯物に残った汚れや雑菌にあります。
雑菌の中でも『モラクセラ菌』が増殖し、洗濯物に残った「皮脂汚れ(タンパク質)」を分解して、臭いの元を発生させています。
『モラクセラ菌』が残った状態で洋服が濡れたり、汗を吸った体操服や何度も着回して皮脂汚れが蓄積された肌着など、「生乾き臭」を多く発生させる原因となります。
「生乾き臭」を発生させない為には『モラクセラ菌』を「除菌・殺菌」する事が重要で、加えて『モラクセラ菌』の繁殖を防ぐために「早く乾かす事」が効果的と言えます。
天日干しだけでは「生乾き臭」は取れません!
生乾き臭=部屋干しというイメージを持たれている人は多いと思いますが、外干し・天日干しだからといって「生乾き臭」が発生しない訳ではありません。
臭いの元となる『モラクセラ菌』は紫外線に非常に強く、天日干しをしただけでは、雑菌や臭いの元を取る事は出来ません。
「生乾き臭」が発生した際はしっかりと対策が必要なんですね。
生乾き臭を発生させない速乾方法!
洗濯物速乾。助。暑。 pic.twitter.com/Vi1X38wkoa
— Ryo Ikeda/池田凌 (@mx917ryo) July 7, 2022
『モラクセラ菌』は、5時間経過した頃から爆発的に増殖します。
言い換えれば、「生乾き臭」を発生させない為にも、この「5時間」が勝負になります。
5時間以内に乾燥させる事で「生乾き臭」を抑えることが出来ます。
脱水後のスピードが大事!
洗濯物を「5時間以内」で乾燥させる為にも、洗濯が終わってからのスピードが大事です。
脱水が終わった後は直ぐに洗濯物を干して乾かしたいですね。
すぐに干す事が出来ない場合は、洗濯機の脱水時間を長めに設定したり、洗濯完了後は洗濯機のフタを開けて風通しを良くするだけでも、洗濯物が乾くスピードに違いが出てきます。
空気にたくさん触れれば乾きも早くなる!
洗濯物の量が多くなってしまうと、洗濯物の間隔はどうしても狭くなってしまいます。
「風通し」が悪くなる事で、洗濯物の乾きが遅くなり、雑菌を繁殖させてしまいます。
洗濯物同士の間隔は最低でもこぶし1個分は開けて干すようにしてください。
また、外側に丈の長い洗濯物を、内側に短い洗濯物を干す事で、アーチ状になり風通しも良くなりますので試してみて下さい。
洗濯物の生乾き臭を取る5つの方法!簡単に出来る2つの予防法!まとめ
洗濯物の生乾き臭を取る5つの方法!
- 煮沸消毒
- 酸素系漂白剤とお湯
- 重曹
- コインランドリー
- アイロン
簡単に出来る2つの予防法!
脱水後のスピード
空気にたくさん触れれば乾きも早くなる