洗濯は裏返すとメリットがいっぱい!デメリットなんかあるの?

洗濯は裏返すとメリットがいっぱい! デメリットなんかあるの? 洗濯の知恵

洗濯物は裏返しにするとたくさんのメリットがあると知っていますか?

人間の習性的に洋服を洗濯機に入れる時、自然に表にして入れてますよね?

洗濯物を裏返しにすると怒られた事のある人も少なくないと思います。

しかし、洗濯物を裏返しにすると多くのメリットを得ることが出来ます。

そこで今回は「洗濯物の裏返し」について調べていきたいと思います。

洗濯物を裏返して干すと得られるメリット

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洗濯物を裏返しで洗ったり、干したりするとメリットが多い事が分かりました。

しかし、乾いた後に表向きにするのが、面倒くさいと思ってしまうのも「事実」です。

洗濯物を裏返すメリットを再認識して、どちらがお得か見ていきましょう。

洗濯物の乾きが早くなる

ポケットのついたジーパンやトレーナーなど表向きに干すとポケット周りの乾きが遅いと感じませんか?

特に冬場は太陽光の力も弱くなる為、長時間干す必要があります。

ポケット周りが完全に乾いていない状態で洗濯物を取り込むと生乾き臭が発生し、再度洗濯をやり直す必要が出てきます。

渇きが遅い衣類はポケットの裏側部分の縫い目近くが分厚くなっていたり、ポケットのせいで生地が2重、3重となり渇きが遅くなります。

そんな衣類を『裏返し』で干す事で生地が分厚い部分が表面に出て、早く乾かす事が出来ますし、早く乾く事で雑菌の繁殖や生乾き臭の防止に繋げられます。

表面の生地が傷みにくくなる

洋服を洗濯すると表面同士がこすれ合って、生地の傷みの原因になってしまいます。

洋服を『裏返す』ひと手間を入れれば、裏側の生地同士がこすれ合うので、表面の生地はこすれる事無く生地を守る事が出来ます。

洋服の裏側が擦れて傷んでしまう!と思い方もいるかと思いますが、表側の擦れと裏側の擦れでは洋服の持ちが全く変わってきますので次々に洋服を買い直すコストも削減できます。

皮脂や汗などの汚れ落ちが格段に良くなる

人の汗や皮脂は洋服の裏側に吸収されます。

特に首回りや脇・袖の部分なんかは汚れが目立つ部分です。

そんな衣類を裏返しで洗うと表面同士が擦れ合って、「もみ洗い」の効果が得られます。

もみ洗いの効果で汗や皮脂が落ちやすくなるんですね。

気になる臭いも一緒に落とせるので、汗や皮脂のついたワイシャツやブラウスを洗う際はおススメです。

毛玉が出来にくくなる

セーターなどを普通に選択すると表面が擦れ合うので、毛玉が出来たり、毛羽立ったりと後処理が必要になります。

毛玉取り器で、毛玉を一つ一つ取っていくのは、面倒くさいし手間ですよね。

裏返しで洗えば、表面を傷つける事無く洗濯できるので毛玉を取り除くなどの後処理も発生しません。

更に「裏返し+洗濯ネット」で洗濯する事で、より一層ダメージを減らす事が出来ます。

日焼けや色落ちを防ぐことが出来る

年中、部屋干しをする人は当てはまりませんが、洗濯物を乾かす時に太陽の光を当てたいと思う人がほとんどだと思います。

しかし、外で洗濯物を乾かす時にどうしても気になるのが洋服の「日焼け・色落ち」です。

黒や紺など色の濃いTシャツを普通に干していると肩付近の日焼け・色落ちが気になってきませんか?

そうなると、もう買い替え時と思ってしまいますよね。

そんな時、裏返しで干すと洗濯機内の擦れも防げるし、太陽の光での日焼けも防げます

長く洋服を使用できますのでコスト面も助かりますよね。

こんな時は洗濯物は裏返さない方が良い

洋服を裏返して洗濯する事をおススメしていますが、裏返しで洗濯しない方が良い場合もあります。

  • 表面が汚れている時
  • 花粉シーズンで花粉症の方

この2点が当てはまる場合は洗濯物を裏返してしまうと、洗濯の効果が薄れてしまいます。

表面に落としたい汚れが付いている時

ご飯の食べこぼしや泥汚れなど、洋服の表側に汚れが付着している場合はその汚れを優先的に落としたいですよね?

この状態で洋服を裏返しで選択してしまうと洗剤が中まで浸透しにくく、汚れを完全に落とす事が出来ません。

洋服の表面に汚れがある場合は裏返しせずに洗濯してください。

花粉シーズンで花粉症の方

ご本人やご家族の方に「花粉症」の症状がひどい方がいれば、花粉症シーズンの裏返し洗濯はおススメ出来ません。

裏返して洗濯→裏返して干す事で、洋服の裏面に花粉が付着し、皮膚に直接あたってしまいます。

そうなると症状が悪化してしまう可能性がありますので、絶対に避けて下さい。

また、ご家族に「花粉症」の方がいらっしゃる場合は、花粉症シーズンはご家族全員の洋服は裏返して干す事は避けた方が良いかもしれません。

洗濯物を裏返して干す際のデメリット

https://twitter.com/rinchan79450846/status/1465578871353274369?s=20&t=j0bCUkSWaXj2WYReSao_lQ

これまで洋服を裏返して洗濯する、干すなどのメリットをご紹介してきましたが、当然デメリットもあります。

一人暮らしの場合ですと自分ひとりの問題ですが、ご家族がいる場合は、周りの理解が不可欠です。

なぜ「裏返しに洗濯するのか?」「裏返しに干すのか?」周りにしっかり説明し、理解してもらって全員参加で進めていってください。

裏返して洗濯をすると手間が2倍に!

洗濯機に入れる時、乾いた洋服を畳む時、裏返していた洋服をひっくり返さないといけません。

これって今までの作業の倍の時間を要してしまいます。

その場合は、家族・パートナーに説明して、洋服は裏返して洗濯機に入れる協力をしてもらいましょう。

また、乾いた洋服は、わざわざ表に向けず、裏返しのまま畳んで、いざ洋服を着る時に各自で表に反してもらい着てもらうように協力してもらうのも良いかと思います。

裏返すことで表面の汚れが落ちにくくなる

洋服を裏返しで洗濯する事により表面の汚れが落ちにくくなるのも「事実」です。

洋服の種類や下着・靴下など、どれを裏返すか?ある程度の経験も必要になってきますので、最初は間違える事もあるかと思いますが、諦めずに自分に合った洗濯方法を見つけて下さい。

洗濯は裏返すとメリットがいっぱい!デメリットなんかあるの?まとめ

洗濯ものを裏返しで洗濯したり、干したりするとメリットも大きいですがデメリットもある事を理解して、自分に合った洗濯方法を見つけていってくださいね。

~裏返しのメリット~

  • 洗濯物の乾きが早くなる
  • 表面の生地が傷みにくくなる
  • 皮脂や汗などの汚れ落ちが格段に良くなる
  • 毛玉が出来にくくなる
  • 日焼けや色落ちを防ぐことが出来る

~裏返しのデメリット~

  • 裏返して洗濯をすると手間が2倍に!
  • 裏返すことで表面の汚れが落ちにくくなる
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